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産地偽装はあさりだけじゃなかった!!今までにどんなものが産地偽装されていたの!?産地偽装で罪になるの!?産地偽装って言うけど、産地とはどういう意味⁉

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2022年になって早々驚きのニュースが流れましたね。
熊本県産となっていたあさりの9割以上が、
まさかの外国産であったというニュース!!

あさり好きな筆者は、
シーズンになると
週1回のペースであさりを購入していました。

当然、熊本県産のあさりも買っていたんですが、
まさかアレが産地偽装されていたものだったのかも⁉
と思うと、なんだかやるせない気持ちになってしまいます。

購入の時に、産地の情報って、
かなり重要なポイントですもんね。

そこで今回は、

  • 商品に記載されている「産地」はどういう意味なのか
  • 産地偽装されたことがある商品は何があるのか
  • 産地偽装されていたことが分かると罪に問えるのか

を調べてみたいと思います。

産地偽装っていうけど、商品に記載されいてる「産地」ってどういう意味なの!?

産地偽装というと「嘘をつかれた」と思ってしまいますが、
そもそも、商品に記載されている「産地」って
どういう意味やルールで記載されているのでしょうか。

「産地」=「その品の生産地」ですが
加工食品の場合は、少しルールが異なるようです。

  • 生鮮食品の場合は、その品の生産地
  • 加工食品の場合は、その品の製造地

今回のあさりの場合でいうと、
あさりの生産地で記載されることになるので、
熊本で採れていないものを「熊本県産」とするのは、
明らかな産地偽装だったんですね。

今までに産地偽装されていたのはあさり、うなぎ、米に肉までも!!

あさり今回ニュースになったのは「あさり」でしたが、
過去には産地偽装で問題になった食品が
複数あることが分かりました。

あさりに続いて、
2022年に新たに報じられたのが
うなぎの偽装です。

「中国産」のうなぎを「国産」と偽装して
販売されていたということです。

うなぎを購入するとき、
中国産と国産では、価格やサイズが異なるので、
「高いな」と思いつつ国産を選んでいた方もいるのではないでしょうか。

筆者自身がそうなので、他にもいらっしゃると思います。
今回のケースでは、百貨店で販売されていたうなぎだったということで、
誰も疑うことはなかったのではないかと推測します。

米あさり、うなぎ、で産地偽装されていたことが分かりましたが、
続いては日本人の食卓に欠かせない「米」でも
産地偽装されていたケースがあったそうです。

外国産の米をブレンドして販売していたケースや、
複数の産地の米を混ぜて、特定の産地として販売されたケースなど、
様々なケースがあるようです。

日本人の食卓に欠かせないお米まで産地偽装されるなんて、
日本人としては寂しい限りです。

続いては「お肉」の産地偽装も確認しました。
こちらも海外産の肉を「国産」として販売されていたり、
牛肉の等級を偽ったりされていたケースがありました。

「国産」や「ブランド牛」の記載を信じて購入していたのに、
これでは何を信じていいのか分からない状況になってしまいますね。

産地偽装されていた場合に罪に問われるの!?

驚き産地偽装されていた食品を買ったり食べたりしていた場合、
非常に腹立たしい思いをすると思いますが、
罪に問われることはあるのでしょうか。

こちらは法律的な難しい内容なので、
経済産業省がまとめている資料で確認しました。
https://www.meti.go.jp/policy/economy/chizai/chiteki/pdf/panfrethontai.pdf

ざっくりと読み解くと、
不正競争防止法により、
処罰される可能性があることが書かれています。

逆に、産地偽装の表示を発見した場合は、

当事者間で解決を図る
裁判所以外の機関を利用して解決を図る
裁判所の手続を利用して解決を図る
捜査機関に刑事責任の追及を求める
(引用:偽装表示の防止と不正競争防止法)

といった方法があるそうです。

産地偽装を発見するのは、
一般人にはなかなか難しいことだと思いますが、
「そのような方法があるんだな」
程度には知っておいてもいいかもしれません。

産地偽装のまとめ

今回は、

  • 商品に記載されている「産地」はどういう意味なのか
  • 産地偽装されたことがある商品は何があるのか
  • 産地偽装されていたことが分かると罪に問えるのか

について調べてみました。

消費者を裏切る行為である産地偽装、
一般人では簡単には見抜くことができない以上、
販売される方には正しい表記をお願いしたいものです。

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