3月3日は桃の節句ですね。
ひな祭りで女の子のお祝いの日とあって、
ひな人形を飾るのを楽しみにしているお子さんも多いはず。
そんなひな人形ですが、
せっかのひな祭りのためなので、
縁起が良い日に飾りたいものです。
そこで今回は、いつひな人形を飾ったらいいのか、
飾ってはいけない日があるのか、
2022年はいつが飾るのにいい日なのかを調べてみたいと思います。
ひな人形はいつ飾るのがいい!? 1月に飾るのは早すぎる!?
ひな人形を飾るのは、
一般的に立春を過ぎてからが多いようです。
立春の前日が節分ですので、
イベントとしても区切りがつきますね。
2022年の立春は2月4日ですので、
2月4日以降に飾り始めるのがよさそうです。
ただし、地域によっても様々で、
1月の松の内が明けたら飾り始める地域や、
旧暦でひな祭りが行われる地域では
3月に入ってから飾る地域もあるようです。
立春前の1月だから早すぎる、とか、
3月に入ってからだと遅すぎる、とか、
一概にいうことはできそうにないですので、
地域の習慣に沿うことがよさそうですね。
ひな人形はいつ飾るの!?雨水(うすい)の日がいいって本当⁉え⁉雨水って何??
ひな人形を飾るのに良いとされているのが、
雨水(うすい)の日です。
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、
二十四節気という春夏秋冬を表す指標の中の呼び方です。
空から降る雪が雨に変わり、氷が解けてみずになるという、
冬から春に変わる時期ですね。
雨水の日は立春から15日目頃の日であり、
2022年の場合は2月19日(金)~啓蟄(けいちつ)までの期間となっています。
啓蟄は雨水から15日目頃であり、
2022年の場合は3月5日(土)となります。
後述しますが、3月2日は避けたいところですので、
雨水を意識してひな人形を飾るのであれば、
2月19日から3月1日までには出しておきたいですね。
ひな人形はいつ飾るのがいい!?昼と夜なら、どっちがいいの!?飾ってはいけない日があるって本当⁉
ひな人形を飾るのに良い日はすでに記載した通りですが、
1日の中でも朝昼夜であれば、どの時間がいいなどとあるのでしょうか。
これも考え方の一つではありますが、
陽の気がある午前中が良いとされています。
太陽が昇ることで、運気が上昇すると考えられるためです。
夕方を過ぎると陰の気が強くなるため
避けたほうが良いと考えられることもあります。
同様に雨の日も避けたほうが良いとされています。
筆者の場合ですが、ひな人形を飾るのに
半日はかかっていたと記憶しています。
ですので、必然的に朝から飾り始めていました。
また、一夜飾りは縁起が悪いとされるため、
3月2日に飾ることは好ましくないとも言われることがあります。
お正月飾りの場合は、年神様をお迎えする準備のためと言われますが、
ひな人形を出すのは、お子さんの健やかな成長を祈るためですので、
慌ただしくだすのは好ましくないということかもしれませんね。
ひな人形はいつ飾るのがいいのかを考えたときに、外せないのは大安!?2022年でいいと思われる日は…⁉
縁起が良い日を考えたときに、
一番なじみがあるのは「大安」ではないでしょうか。
立春以降、雨水の日、大安と考えた場合、
2022年では以下3日が該当します。
- 2月17日(木)
- 2月23日(水・天皇誕生日)
- 3月1日(火)
2月17日は一粒万倍日も重なりますが平日、
3月1日は割と直前と考えると、
天皇誕生日でお休みである2月23日(水)が
飾りやすい日ではないでしょうか。
ひな人形を飾るのに良い日のまとめ
年に1回飾る華やかなひな人形、
お子さんの健やかな成長を願って
縁起の良い日に飾りたいですよね。
地域によっては飾る日が異なりますが、
一般的には立春以降に飾ることが多いようです。
ただし、これは一般論ですので、
地域の習慣や家族の習慣など、
様々な状況から、各ご家庭の一番良い日に飾りたいものです。